七夕
- 三溝 りゅうじ
- 2018年7月5日
- 読了時間: 2分
もうすぐ七夕ですね!という事で、恙組のとある日の会話を少々公開します。
蓮接「恙さーん!今日は七夕なんだってよ!時間の感覚忘れがちだから気付かなかったよ〜」
悪樓「なんです?七夕って」
蓮接「えっとねー、間の悪い男女がなんか知んないけど離れ離れにされて、んで人の願いを叶える…みたいな?」
悪樓「は??」
鬼口「嘘を教えるんではありません。意味が分かりませんし」
恙「簡単に要約すると天の川っつー星の洪水みたいなのが見られるからその星に願いを託そうぜって祭りだ」
悪樓「蓮接さんの話し全然被ってないじゃないですか」
鬼口「天の川にまつわる神話のようなものの事で御座る。間が悪い訳ではありませぬが」
蓮接「とにかく!あの笹に願い事を書いて吊るすと叶うんだってさ!皆せっかくだしやろうよ!」
恙「めんどくせぇ…。第一願い事なんかねぇしよ。強いて言うならモンハンのVR出て欲しいってくらいか」
鬼口「多分出るので大丈夫ですよ」
悪樓「私も特段ありませんね。そういう蓮接さんはあるんですか?」
蓮接「うーん……言う程ないかも…。でも!せっかくなんだし!なんでもいいから書こうよ!ね!お願い!」
恙「はぁー…、仕方ねぇな…。適当に書いて吊るしとくか…」
鬼口「たまにはこういう願掛けも良いかもしれませぬしな」
悪樓「はいはい。付き合って差し上げますか」
蓮接「何書こうかなぁ……、ん〜…よし!出来た!見ちゃダメだよ!」
悪樓「なんでです?あ、でも私のも見ないで下さい。なんかむず痒いですし」
鬼口「ははは、では全員バラバラに吊るしましょうか」
恙「……よし。ほら、もう行くぞ。この後祭りが始まってごった返すんだとよ。そんなのに巻き込まれんのはゴメンだぜ」
蓮接「えー露店とか気になるのに!待ってよー!」
悪樓「私も早々に退散したいですね。煩いのは嫌いです」
鬼口「では行きましょうか」
少し騒がしい4人組が去った後、同じ竹に同じ願い事が下げられていた。
「みんなとずっと一緒にいられますように」
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